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壮絶…高校野球
    2006年 08月 21日
第88回全国高校野球選手権大会は20日、
駒大苫小牧(南北海道)と早実(西東京)が互いに譲らず、
延長十五回1-1で引き分けて21日に再試合となった。

決勝での引き分け再試合は1969年の第51回大会で松山商(愛媛)と三沢(青森)の
延長十八回0-0(再試合は松山商が4-2)以来、37年ぶり2度目。


◆脇村春夫・日本高野連会長の話 
「乱打戦の多いこの大会で、ひときわ素晴らしい投手戦だった。球史に残る感動的な決勝戦で、まさに両チームに優勝旗をあげたい気持ちになった」

★早実OB王監督

早実OBのプロ野球ソフトバンク、王監督は全国高校野球選手権決勝の引き分け再試合の熱戦を「両チームとも死力を尽くし、夏の決勝戦にふさわしい球史に残るいい試合でした。両校ともお見事」と、球団広報を通じてたたえた。

胃がんの手術を受けて東京都内の病院に入院している王監督は母校の戦いをこれまで同様、病室でテレビ観戦した。21日の再試合へ「疲れを乗り越え、ここまで来たら、勝ち負けを考えず全力を挙げて戦ってください」と、エールを送った。


<引き分け再試合> 
春夏の甲子園大会では、1958年夏の第40回大会から延長十八回引き分け
再試合規定が設けられ、この大会の準々決勝、徳島商(徳島)-魚津(富山)が
第1号となった。
69年の第51回大会決勝では松山商(愛媛)-三沢(青森)が0-0で決着せず、
再試合は松山商が4-2で制した。2000年春から延長十五回打ち切りに規定が
変更された。夏の大会での引き分け再試合は今回4度目で、決勝では2度目。


☆第51回大会決勝で三沢のエースとして18回を投げ抜いた太田幸司氏の話 
「(自分の時は)疲れたとは思わなかったが、試合後には次の日のことを考えられなかった。食事も取れずに、水分ばかりを取った。当日になって観客を見たら、体が動いた。両チームには頑張ってほしい」

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by hide-cite | 2006-08-21 01:23 | 野球
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